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マリオ・ジャコメッリ展 in 東京都写真美術館
category: イベント・展覧会 | author: 貧弱デスマッチ
知られざる鬼才 マリオジャコメッリ展

今回紹介させていただく展示は恵比寿に城を構える東京都写真美術館で開催している「知られざる鬼才 マリオジャコメッリ展」です。
マリオジャコメッリはイタリア、セニガリア出身の「アマチュア」写真家です。そしてその作品の大半はその地で生まれ、その地で形となった。
展示会場に足を踏み入れて驚いた事は遺作である「この憶い出をきみに伝えん」が冒頭に展示してあったことだ。
まず一言「巧い」。
最初のつかみを得た事によりジャコメッリ展は加速してゆく。「生と死」をテーマに掲げてレンズ越しから自己の世界を認識する写真家は、その被写体から己のテーマと共に僕達に「白と黒」、極端とも言えるものを畳み掛けるように問いかけてきます。


作品は全てモノクロ。「白と黒」、ハイコントラスな作品も多数ありましたが白のハイコントラストは写真だとほとんど画が飛んでしまう状態でもあり、捉えにくい印象を確信犯的に作っています。そのストイックさに土下座。


ハイコントラスな作風は確かに印象的でしたが、構図にもこだわりを見せます。
そのロシア構成主義を思わせるシステマティックさは写真とは思えない作品に感じさせ、一つのグラフィックとして成り立つ事を僕は説得された。


個人的に楽しかったのは「樹木の断面」そして「善き大地」である。
代表作「ホスピス」とは異なる死のイメージを連想させ、直感的ともとれる人間への皮肉を表している姿が目に焼きつくのだ。
「樹木の断面」の切り落とされた樹木の切り跡を見ると、なんとなく人間の顔面が浮かんでるように見え、ジャコメッリ本人はこれを眺めた際に何を思ったのか。


セニガリアには死があふれていた。しかしその死は意識することによって生を呼び起こす。誰もがそうであり誰もが認識できること、それは自身の目線次第なのだ。


この展示を観た後、帰り道の恵比寿の景色を観た。
ほら、そこにも死があふれているよ。

この憶い出をきみに伝えん



<●● 駄文 ●●>
今回の「マリオ・ジャコメッリ展」の展示会場は非常にシンプルな構成をとっていて、作品をキレイに横一列で見せてくれた。鑑賞しやすいスペース作りの配慮がうまいのです。

別の日だったのですが渋谷のBumkamuraで行われた「ルノワール展」にも足を運びました。しかし人が多く作品の配置もまばらで収集がつかずじっくり鑑賞できませんでした。しかも暖房が効きすぎていた事もありダラダラと汗が噴き出る始末。
「ジャコメッリ展」も恐らくお客さんの数は一緒でしたのにその差は歴然。見にくいのなんの。

東京都写真美術館の作家への「感謝」がよく表れている展示でもあったのですね。

展示は2008年5月6日まで開催中です。




tsuka
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