アート&デザインで盃を交わすブログ
ブログデザイン変えてみました!!テンプレですがね・・
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>
ART-Meter
design news
絵画モデルバイト
RECOMMEND
「ペルソナ4」オリジナル・サウンドトラック
「ペルソナ4」オリジナル・サウンドトラック (JUGEMレビュー »)
ゲーム・ミュージック,平田志穂子,珠梨
<< 13/ザメッティ | main | システマティック >>
スポンサーサイト
category: - | author: スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | - | - | PAGE TOP↑
英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展 in 六本木ヒルズ森美術館
category: イベント・展覧会 | author: 貧弱デスマッチ
英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展

「最も権威ある賞が生んだ、最も斬新なアート」

2008年4月25日〜7月13日まで六本木ヒルズ森美術館で開催されている「ターナー賞の歩み展」へ足を運びました。
英国で毎年行われるこのターナー賞ですが、その軌跡とも言える歴代の受賞作品を集めた展示となっています。
1984年からロンドンでスタートし、年1回「斬新、奇抜、知的、etc・・・」と日本語で表現することの難しい現代アートをフューチャーして美術界に旋風をもたらそうと企んだイベントです。

僕が注目したアーティストはやはりと言うべきか、どうしても話題先行が否めない「ダミアン・ハースト」。作品は邦題で「母と子、分断されて」、(本物の)牛を真っ二つに切り裂き臓器剥き出しホルマリン漬けしたものです。本国で物議を醸し出した問題作で非常にメディアに露出された作品です。

母と子、分断されて
※なんと移動の際には中身を取り出すのだそうです。

確かに現物は異様でしたね、本物とは思えない精巧な牛の臓器とホルマリン液は確実に僕ら鑑賞者の現実を奪う。まるで大きいおもちゃ。

来場していた子供達もおもちゃと思ったんではないでしょうか?子供の興味津々な姿を見ると何となく作家の意図が理解できそうになります。
生物の生き死には形はどうであれ目を覆いたくなる場合がありますが、僕は作家がこの作品を通して鑑賞者に「目を逸らすな。」と言ってるようでなりません。
人それぞれ意見はありますが僕はこう思います。

「24時間サイコ」(ヒッチコック監督のサイコという映画を24時間に伸ばした作品)という作品でその存在を知ったダグラス・ゴードン。やはり今回もやってくれた。
スペースの位置的にはちょいと不利なようにも思われましたが、あの作品が伝える「2面性」は非常に楽しめました。表もあれば裏もある、そしてお決まりの超スローモーション。最高。ビル・ヴィオラの作品と隣接して展示したら絶対嘔吐する人続出しそう・・・。

体を張ったパフォーマンスを見せてくれたスティーブ・マックイーン。とは言ってもビデオ作品ですが・・・。何より全然動じない「あの表情」が、「やってやった!!」という確信犯的すぎる意図がひしひしと伝わる。たぶん一番観客に「あの表情」を見せたかったのだろう。

この展示を通して言えるのは、入ってすぐのウィリアム・ターナーの絵画作品を置くところの演出の憎さがすべてのような気もしなくありません。この賞の名前の由来にもなった人物なのですが、まさか展示されているとは思いませんでしたね・・・。
後は歴史がまだ浅い(と僕は思う)ので展示作品の数が少ない事が心残りかも。しかし作品によってスペースを取るものがあったり色々予測が立たないのも現代アートの醍醐味かなと思い、逆に考えてみて1作品をじっくり鑑賞できると思えば楽しめるかもしれませんね。

日本人には「理解できない」と言われる現代アート。鑑賞後、僕は作品展示はもちろんの事、作品を鑑賞する方達の反応に好奇心を駆り立てられたような気がしました。
幸いにも当日は祝日、六本木ヒルズという観光地には様々な目的を持った方達が集まり、「ついでに観ていこーか☆」的なお客さん達もたくさん鑑賞していて日頃アートを意識していない方達のリアルな表情を見れたという事は大きな展示ならではの醍醐味だとも感じます。むしろ重要な事だとも思えます。
ダミアン・ハーストの作品の前で正直に拒絶反応を示す人、激しく知人と論争してる人もいました。

作家の一方通行な思想の押し売りにも観える現代アート、しかしこの会場には「作品を通したコミュニケーション」が存在していたと僕は思います。

是非皆さんの感想を聞かせていただければ幸いです。



tsuka


comments(0) | trackbacks(0) | - | - | PAGE TOP↑
スポンサーサイト
category: - | author: スポンサードリンク
- | - | - | - | PAGE TOP↑






この記事のトラックバックURL : http://p-deathmatch.jugem.jp/trackback/19
PR
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
OTHERS
SEARCH